-horreum-倉庫

雑多です。

2024年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

20241101095919-admin.jpeghttps://x.com/swanoellet/status/16362334...
ウォーターマークの素材はこちら↑からいただきました。

・画像の上にウォーターマーク用のレイヤーを作る
・素材として貼る際に線画抽出をする
・レイヤーを通常ではなくオーバーレイにする

2024年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

12/1DOZEN ROSE内開催クロロレオンリーイベント
盟主の赤い薔薇
で頒布予定の新刊は再録改訂本セットです。
風花雪月無双判明した情報を反映させるついでに4冊あわせて2.6万文字加筆しました。
通販はBOOTHを予定しています。
値段が値段なので少部数といえどもしばらくは完売しない筈です。完売したらカバーと口絵なしのPDFデータをpixivfactoryにアップします。

「いつでもどこでも」
B6サイズ4冊セット:透明フィルムカバー:三方印刷:ブックケース
会場価格¥7000
翠風ルートまとめ上巻p.366
オメガバース「さかしま
イエコさん原案「crossing
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翠風ルートまとめ下巻p.372
他ルート記憶あり「説明できない
短編及びアンソロ寄稿作品
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その他ルートまとめ上巻p.424
銀雪ルート現パロ「flow
よまいさん原案現パロ「BOTH
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その他ルートまとめ下巻p.388
青ルート19世紀パロ「ひとがしら
愛の不時着パロ「[また会えようが、会えまいが ]」
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ノベルティのアクスタはこんな感じです。
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2024年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

2024年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

基本的にはboothを使っています。
booth

戦闘中の負傷描写がboothの規約にひっかかった「数多の叉路」のみpictspaceで頒布しています。
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[「数多の叉路」頒布ページ] https://pictspace.net/items/detail/43661...
在庫を会場に発送してしまったので9/22の即売会が終わるまではわざと品切れにしてあります。
9/22ComicCity
東4ホール
サ64aプチマル
新刊あります。
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「有情たちの夜」
A6p.116¥1200クロロレR18小説
※紅花ルートフェルヒュー前提※
デアドラで敗戦後、ヒューベルトに尋問されるクロードの話です。
書き下ろし以外の本文は全てweb上で読めます。
booth通販
即売会終了後に売れ残った分をまた追加します。

お品書きです。
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2024年7月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

「有情たちの夜」1.檻の中 紅花ルート フェヒュ前提#クロロレ #有情たちの夜 #ヒューベルト

 黒い仮面を付けた部下二人が扉の両脇に立っている。ヒューベルトが片手を挙げると左側に立っている部下が恭しく扉を開けた。彼らが帝都アンヴァルに生還できるかどうかはまだ誰にもわからない。だが、とりあえずデアドラでは生き延びた。
 物理的に距離を作るために置かれた机の反対側には背もたれ付きの椅子がある。この背もたれは着席するものが快適に過ごすために存在するわけではない。縛りつけるための物だ。そしてそこにはクロード=フォン=リーガンが座って───いや、座らされている。腰を椅子の背もたれに、足首を椅子の脚に縛り付けられても尚、余裕ある態度を崩さない。
「これなら最後の祈りも滞りなく捧げられそうだ。身包みも剥がされなかったし案外、慈悲深いんだな」
 緑色の瞳にはまだ強い意志の光が宿っている。時間の感覚を奪うため窓を潰したこの部屋をぼんやりと照らす洋燈よりも輝いていた。デアドラでの戦闘が終わり、戦闘不能となったヒルダと彼はベレスの意志で助命されている。彼の出自とゴネリル家が担ってきた役割を考えれば冷静な判断なのかもしれない。
 だがヒューベルトはベレスの為人を多少は知っている。きっと彼女は反射的に、その場で最も危険に晒されている存在の命を助けてしまうのだろう。聖墓で大司教レアの命令に刃向かった時もそうだった。
 容赦はしない───そう決めていたせいか柄にもなく、あの時のベレスの振る舞いに感動してしまった己への罰として、ヒューベルトは誓いを立てた。彼女のわがままを、それがどんな物であれ二つは無条件で受け入れる。エーデルガルトは案外君に甘いな、というフェルディナントの指摘は正しい。
「高度な政治的判断です」
 ヒューベルトの主君エーデルガルトが何よりも求めるのは確実さだ。だから中央教会とも完全に袂を分かっている。アドラステア帝国の皇帝にとってクロードがこの先、反帝国派の旗印にならないという状態であることが重要なのだ。彼の生死を問うてはいない。殺してしまった方が確実ですらある。
「手を合わせて感謝すべきか迷うところだ」
 クロードはおどけて顔の前で手を組んだ。その手首には鎖が巻かれている。気を失った彼の身体を検めた後に鎖を巻いたのはヒューベルトだ。彼の言葉が真実なら誰にも───闇に蠢くものたちにも知られるわけにはいかない。



 後ろ手に縛られていないことがどうにもクロードには不思議だった。親指に鎖を絡ませてあるものの手首から先が鬱血しないような配慮を感じる。
「貴殿にいくつか確認したいことがあります」
 クロードは幼かった頃、父の子でなかったらという妄想をしていた。受け継ぐのではなく己で国を興す、自分ならあんな国にはしない───だが今回ばかりは父から受け継いだ王の血に感謝するしかなかった。パルミラの王家には変わった風習がある。王族の男子が国外で殺害されたら必ず復讐をするのだ。砦ひとつ滅ぼすだけで済ませる場合もあるが国丸ごと滅ぼした例もある。どうやらアドラステア帝国はゴネリル家を捨て石とするつもりがないようだった。
「知らない方が良い話もあるぜ?」
「その線引きをするのは貴殿ではありません」
 ヒューベルトは煩わしげに目を細めている。彼は学生時代と比べて随分と雰囲気が変わった。敗者が勝者を慮るのはおかしな話だが、あの時期は思い詰めていたのだろう。周りの目を欺く暮らしはクロードの身にも覚えがある。
「貴殿がガルグ=マクで見聞きしたもの全てについて話を伺いたい」
「アビスについてはコンスタンツェにでも聞けよ」
 ロナート卿やアルファルドの顛末を思うとクロードはエーデルガルトたちの気持ちが分からなくもない。逆の立場なら彼女を殺したくはなかったはずだ。
「何が重要かを確定するのは私であって貴殿ではありません」
 黒衣の男はクロードに五年前の春から大修道院が襲撃されたあの日までを詳らかにせよ、と言っている。デアドラは陥落し、王国にとって地獄の釜の蓋は開いた。この勢いを借りて北部へ攻め込みたいが、クロードから得られる情報は全て得ておきたい。ヒューベルトがそう考えているならこの尋問はかなりの長丁場になるだろう。
「今晩は長い夜になりそうだ」
 クロードは鎌をかけてみたが今が朝なのか夜なのかヒューベルトの佇まいから読み取ることはできなかった。畳む